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「チ◯コが元気になるもん出す居酒屋ないの?」

始まりは、部長のその一言だった。
私はさっそくパソコンで、「勃起 食べもの」と検索した。
こんな履歴が残っているパソコンを置いているのはウチの会社だけだろう。

思えば、私の前に在籍していた奴が使っていたそのパソコンのブラウザには、
多摩地区の風俗店が100件以上ブックマークされていた。
もともとそんな奴らばかりの会社なんだろう。(私以外)





調べた結果、ニンニクにその効果が高いと分かった。

「元気になっても息が臭くなったらなぁ…」

明日は10歳下の女性と食事をするらしい。
あわよくば、と考えているようだ。
50代半ばで、高校生の娘がいるのに元気なもんだ。


調べるのに飽きて、職場からの最寄り駅の隣の駅からすぐのところにあるバーに行った。
部長が行きつけのイタリアンバルだ。
広くはないがオシャレな内装で、ダーツもある。
若干行き遅れた感のある女2人がキャッキャいいながら矢を放っていた。
的を昔の男に見立てているのだろうか。

「なんか食えば?」

部長に言われ、ビールを飲みながらメニューを眺めると、「牡蠣のアヒージョ」なるものが。
牡蠣もその効果が高いらしい。

「部長、これ牡蠣にニンニクですよ、チ◯コにおいて完全食と言えるのではないでしょうか
「そうだなぁ、ブレスケア食えばいいか、頼もう」

それがビールに合ってものすごくウマかった。
牡蠣を噛むとニンニクの味が染みたオリーブオイルがジュッと出てくる。
もう1皿追加して、1人1皿食べた。


実際のそれの効果か、プラシーボ効果なのか分からないが、翌朝は普段よりパワーがあったように思う。
でもさ、これをどこにぶつけたらいいの?
相手がいないことに朝から虚しくなった。






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